2021年国別 ハワイ不動産投資ランキング🏅

2014年以降、カナダを抜き、最も多くハワイ(オアフ島のみ)不動産へ投資をしている日本人ですが、コロナ禍の2021年も7年連続で、アメリカ人を除いた外国人のハワイ不動産購入ランキングで1位をキープしました。


売買件数は343件、売買総額は$350.6Mと日本円で400億円($1=115円)を超える不動産売買があり、コロナ禍前の2019年と遜色ない数字まで急回復しております。また、この内、売買件数では90%の312件、売買総額では80%の$281.3M(320億円)が、ワイキキ・アラモアナ・カカアコエリアの売買となり、資金投下先の一極集中が進んでおります。

コロナ禍前と同水準まで回復した要因は下記の通りいくつか考えられます。


  • 2021年末まで続いた世界的な株高により、毎年不動産価格が堅調に推移しているハワイ不動産への投資が増えた
  • トランプタワーやリッツカールトン等のホテルコンドミニアムは家具付きである上、購入後すぐにホテルのレンタルプログラムへ参加することができるため、投資用兼、渡航制限緩和後のセカンドハウス利用の需要が増えた
  • 一時的にはコロナウィルスの新規感染者数が増加に転じたものの、アメリカ本土と比較すると感染者数が少なかったため、日本以外の逃避先としてハワイへ不動産を購入した
  • リモートワークができる環境やアーリーリタイアによって、生活の拠点をハワイへ移した
  • ワードビレッジのアアリイ等、総戸数の多いコンドミニアムが竣工した


【年度別ハワイ不動産購入 上位3ヶ国(アメリカ除く)】

日本以外の他国の売買動向では、2013年まで1位が続いていたカナダが、遂に昨年韓国に2位の座を明け渡し、売買件数、売買総額ともに年々減少幅が拡大しております。

いよいよ今月から一部条件を満たせば、日本帰国後の隔離なくハワイへの渡航が可能になりましたので、渡航者数も増えるものと考えられ、2022年も益々日本人によるハワイ不動産への投資が増えると想定されます。

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