相次ぐハリケーン「ローウェル」「ノロ」がハワイに接近

ハワイでは、8月の「ララ」に続き、9月も2つのハリケーン猛威に見舞われました。

まず、9月7日から8日にかけて、ハリケーン「ローウェル」がカウアイ島・ニイハウ島の西側を通過しました。勢力はカテゴリー2(5段階中2番目の強さ)で、主要な島々に影響したハリケーンとしては、1992年の「イニキ」以来の強さとされています。

カウアイ島では約9割の世帯が停電し、一部地区では高潮によってリゾートや沿岸の住宅が大きな被害を受けました。州内で2名が犠牲となり、カウアイ島では247棟の住宅が被害を受け、うち10棟が全壊しています。オアフ島においても、約2万1,000戸が停電しましたが、その多くは西海岸・東海岸に集中しており、島全体の7%未満にとどまりました。

9月25日から27日には、「ノロ」がハワイ島の南方沖に接近し、ララで被害を受けたハワイ島南部では再び浸水が起きたものの、西へ大きく進路を変えたため、懸念された大規模な被害は免れました。

9月23日時点での州政府の発表によると、3月のコナ低気圧(コナ・ロウ)、5月のハワイ島地震、ララ、ローウェルの4つの災害で被害を受けた住宅は、延べ1,290棟、復旧費用は約6億8,600万ドルにのぼり、今後の防災対策と合わせると、必要額は約10億ドルとされています。ララとローウェルについては、連邦政府に大規模災害宣言を要請中です。

度重なる災害で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

カウアイ島やハワイ島南部では、生活の再建にまだ時間がかかる地域も残っており、現地の一日も早い復興を願うとともに、11月末までとされているハリケーンシーズンが明けるまで、引き続き最新の状況をお伝えしてまいります。

0コメント

  • 1000 / 1000